海外の引越し「持って行かない物」の処理
海外に持って行かない物について、5つの選択ができます。
1つ目は「日本に残る家族に預ける」、2つ目は「貸し倉庫に預ける」、3つ目は「売る」、4つ目は「必要としている人にあげる」、5つ目は「捨てる」です。
1つ目は問題ないでしょう。敢えて言うなら、着物の風通しや衣料品の防虫剤を追加してもらうことぐらいでしょうか。
では、2つ目の「貸し倉庫に預ける」、から考えてみましょう。
貸し倉庫に預ける
貸し倉庫の他、トランクルーム、コンテナなど業者、大きさ、用途によって様々な名称がついていますが、これらは長期間使わないものを有料で一時的に預かってくれる場所です。
倉庫の中には、高級な衣料品や革製品のためにエアコン、除湿の空調管理がされてる場所もありますが、その分値段が高めです。そのため保管する物によって種類の違う貸し倉庫を使い分けるといいでしょう。
荷物を売る
まだ使える綺麗な物、比較的新しいものなど捨てるに忍びない物は中古品を買い取る店で売りましょう。
自分が持って行った物が、買った値段の10分の1程度でしか売れずにガックリすることも多いですが、お金を払って捨てるよりは小額でも貰えるだけまだましです。
古本については、有名大型店で売るよりは個人でやっている店のほうが高く買い取ってくれるでしょう。
また、専門書などはその本の価値を分かってくれる専門書ばかりを扱う古本屋へ持っていくといいでしょう。
この他、インターネットのオークションサイトで売る方法もありますが、時間が少ない場合は難しいでしょう。
しかし、上手くいけば中古品を買い取る店よりは高く売れるため、早めに動くことが必要です。
必要としている人にあげる
知り合いにあげるのが一番手っ取り早いですが、必要としている人に使ってもらえたらお互い気持ちがいいですね。
そんな時は「リサイクル・リユース情報サイト」を利用して必要としている人にあげる方法があります。
送料は貰う人側が負担する形で、あげることが出来ます。
この他、自治体によっては市役所に掲示板があり不用物について載せるものいいですし、必要としている人を探してあげることが出来ます。
荷物を捨てる
古い物や破損している物は売ったりあげたりが難しいものです。
また、引越しまでの時間が無い場合など、最後の手段として廃棄することになります。
粗大ゴミや古い電化製品などのゴミは自治体によって方法が違うため、それぞれのルールに従って捨てますが、通常有料です。
またパソコン、テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの家電用品は自治体では回収してもらえず、専門の業者に引き取ってもらわなければなりません。
そして粗大ゴミではなくても一度に大量に出る引越しゴミは、通常のゴミ回収車では回収してくれないことがあるので、回収日に小分けにして出すなど、工夫が必要です。
そのため事前に自治体に問い合わせた方がいいでしょう。
引越しゴミを分別したり、ゴミの回収日まで待つ時間が無い方は民間の「引越しゴミ回収業者」に任せる方法があります。
この場合、有料ですが全てのゴミが混ざったままでも回収してくれ、業者の方で分別して捨てたりリサイクルに回してくれます。