ルームシェアを解消する時
残念ですが様々な理由からルームシェアの解消をする時は必ずやってきます。
入居時に解消する時の決め事をしておきましょう。
賃貸物件(UR賃貸除く)をシェアしていた場合、契約者が契約書を交わしています。
退去時の敷金での精算など書面に記されていますが、契約者以外の退去であれば、この時点では精算できません。
しかし次の入居者を迎え入れるために必要な修繕箇所があるかもしれないですよね。
あらかじめ独自の契約書などを取り交わしておく
その場合、退去する人から費用をいただくことになりますが、書面での約束がされていないと難しいでしょう。
なので、シェアする者同士での独自の契約書・誓約書などを取り交わしておくことをオススメします。
光熱費・日割家賃の精算もありますので、できれば入居時に保証金を預ける制度を取り入れておいた方がいいでしょう。
預かったお金で精算し、お返しする方が双方共にしっくりしますよね。
そしてルームシェアとして使用許可をしている管理人・大家さんには連絡しておきましょう。
必ず連絡先の交換をしておく
精算する金額は退去後でなければ分からないため、必ず連絡先の交換をしておいてください。
単身者は固定電話を使用しない人が多く、携帯やスマートフォンでしょうから連絡は容易にできるでしょう。
番号やアドレス変更の際は、必ず連絡してくださいね。
郵便物の転居届もお忘れなく!
退去者が出たということは、次のルームメイトが決まるまで、負担する金額が増えたまま生活することになります。
想定内のこととして準備している場合は、それほど慌てることはないでしょうが、やはり早いに越したことはありません。
残る人は次のルームメイトの募集の準備
次の募集の準備は退去予定が決まった時から始めましょう。
退去する方には新入居者の内見があった場合、部屋を見せることが可能かどうか確認しておきましょう。
在宅している時は可能でも、外出中は…という人の方が多いのでは?
こういう取り決めも入居時に書面で交わしておくと話がスムーズに進みますね。
出ていく人は自分の部屋をキレイに掃除
最後に自分の部屋をキレイに掃除しましょう。
不用品の処分は早めにした方がいいですね。
普通のゴミの日に捨てられる物であればいいのですが、大型の物は粗大ゴミとなるか、リサイクル品として処分するか…
時間がかかる場合もあります。
どちらにしても部屋に置き去りにするのはタブーですので、余裕をもって対応しましょう。
退去の日、鍵の返却をします。
返却先は鍵の管理を誰がしているのかにもよります。
管理人・大家さんが入居者分の鍵を用意した場合は、そちらへ返却します。
契約者が鍵を預かり合鍵を作成して個々へ渡した場合は、契約者へ返却します。
忘れ物がないか再度確認して、部屋を出ましょう。