引越し後の新居の掃除
引越しをする際、新居の掃除は欠かせないと思います。ハウスクリーニングサービスなどもありますが、そこそこのお値段なので考えてしまうところだと思います。
我が家の引越しの際は、掃除も搬入もすべて自分たちで行いました。ここでは、自分たちで掃除をする場合についての工夫などをお伝えします。
掃除を行うタイミング
基本的に、鍵を貰ってから搬入するまでに行うのが望ましいでしょう。
今回の我が家の引越しは近場だったこともあり、鍵の受け取りから搬入まで一日で行うことができました。
朝一で鍵を受け取り、午前中を使って煙殺虫剤使用、その間に掃除用具や搬出の準備、家族が二手に分かれ掃除と搬出入作業といった流れです。
煙殺虫剤の使用についてですが、これもそれぞれのニーズに合わせて判断されると良いと思います。
殺虫消毒サービス利用もいいと思いますし、新築ならばそこまでされる必要もないかもしれません。
煙殺虫剤についても、煙のタイプや密閉に必要な時間の違いなど様々な種類があるので、利用される場合は火災報知器の位置の確認など計画性を持つとスムーズに作業ができると思います。
掃除の着手
次に掃除の着手です。まずは、マスクの着用をお勧めします。
やはり、それまで密閉されていた空間ですし、多少なりとも粉塵もあります。
吸い込んで具合が悪くなるよりも、備える方が良いでしょう。
窓を全て開放し、水道を数分間流したら掃除を開始しましょう。
部屋数や間取りにもよりますが、すべての部屋を均等に掃除するよりも、きれいにする部屋の優先順位をつけると搬入作業などもやりやすくなると思います。
我が家は、トイレ、玄関、洗面所、風呂、リビング、その他の部屋、キッチンの順で行いました。
トイレ、洗面所、風呂はいつでも使えるよう最優先に取り組みました。
玄関とリビングは搬入で一番利用する部屋だと考えたので、早めに終わらせるようにました。
掃除の方法
掃除の方法ですが、基本的にはご自身の納得される方法で構わないと思います。
私たちは、掃き掃除と拭き掃除をメインに行いました。
天井から順にちりを落とすようにし、その後、雑巾や掃除用シートなどですべて拭き掃除をしました。
拭き掃除は、モップや掃除用シートの利用が便利ですが、自分で雑巾がけを行うと、部屋の傷を見つけやすいです。
掃除用シートも装着利用に限らず、手で使うのもありだと思います。
お部屋の材質などにもよりますが、どこでも拭けるようなシートをこの掃除で使い切るつもりで利用するのも手軽で便利です。
最後に、畳掃除についての体験談をお話します。掃除の際に和室の畳を雑巾がけしたのですが、雑巾が他の部屋に比べて真っ黒になり不思議に思いました。
翌日も拭き掃除をしましたが、雑巾は同じく真っ黒に。
なんだか埃っぽい空気も気になっていました。
数日後、新しい掃除機が届いたのでそれを利用してびっくり、真っ黒の正体はカビだったのです。
とにかくカビを取り除くことと拡散しないことを気にしながら、毎朝毎晩掃除機をかけ、換気や湿度に気を配りました。
夏場のジメジメした空気と、引越ししたてで空調がないことから、対応はかなり大変でした。
しかし、掃除機がけと乾拭きをこまめにし、晴れの日のエタノール散布と空気を循環させることで随分ときれいになりました。
なお、新しい畳だとカビが生えやすいそうで、天日干しをし、たわしでカビを落とすのも良いそうです。
引越しには、このような事態に見舞われることが度々あります。生活が慣れてくるまでは、気を抜かず家の管理をきちんとしていきたいですね。