基本中の基本、電気・ガス・水道の手続き
引越しが決まったら、電気・ガス・水道の手続きをしましょう。この手続きが出来ていないと生活ができません。一日くらいどうにかなるだろう。
そんな軽い気持ちでいると真っ暗な中電子レンジも使えず、お風呂にも入れず大変つらい思いをします。必ず、引っ越し当日に使えるようにしておきましょう。
電気
ブレーカーを上げると電気が使えるようになります。
ブレーカーの使用の上げ方が分からない方は、引越し先にある説明書か各電力会社のホームページの説明を読みましょう。
操作後も電気がつかない場合は、各電力会社に連絡をしてください。
無事に電気が使えるようになったら、「電気使用開始手続書」を各電力会社に送りましょう。(事前にインターネット又はファックスで申し込みの場合は投函しなくても大丈夫です)
ガス
使用開始をするために、立ち合いが必要になります。
引っ越し前に立ち会い日の予約をしておきましょう。
引越し当日に立ち会いが出来ることがベストです。
お風呂も入れないし、冬場だと、冷たい水で引っ越しの掃除をすることになります。
また、保証金が必要になる場合もあるので、各ガス会社に確認しましょう。
ガス台を用意しておくと、ホースのセットもしてくれます。素人が元栓の接続をし、ガスの日でホース表面が焦げていたという話も聞きます。
安全に使用するため、ガス会社の方に接続してもらったほうがいいでしょう。
ガスの元栓、ガス警報器、外に設置してあるガスメーターの説明を受け、必要書類を記入して終わりです。作業時間の目安は30分~1時間くらいです。
水道
使い始めたら「使用開始届」と役所に提出しましょう。
役所によっては、インターネットで手続きできる場合もありますので、引越し先の役所に確認してください。
また、下水道を使用する場合は、水道開始と一緒に手続きが必要です。上水道も下水道も、専用の用紙に住所や電話番号を記入し完了です。
浄化槽がある家に引っ越したら
田舎に引越しの場合、下水道が通っていない地域があります。
浄化槽が設置されているのですが、勝手に流れてはいかないので浄化槽から汚水をくみ取ってもらわないといけません。
浄化槽の種類により、年に一回のくみ取りで終わる場合と、それに加えて三か月に一度検査が必要な場合があります。
浄化槽の大きさにもよりますが、家庭用のくみ取りは一回一万円~一万六千円ほど、点検は一回四千円ほどかかります。(古いタイプの浄化槽はくみ取りだけで使用可能でしたが、新しい家の場合は、くみ取りに合わせて検査が年四回必要になります)
地域の電話帳やインターネットで「し尿くみ取り業者」または「浄化槽清掃業者」で調べて、近くの業者に頼んでおきましょう。
浄化槽は、毎日の排水を溜めておく所です。満杯近くまで置いてしまうと匂いが漏れてきます。早めに準備しておいてほうが安心です。
※大量の洗剤やペットの糞など浄化槽には流していけないものもあるので、設置会社またはくみ取り業者に確認してください。