安全性を最重視!利便性をどこまで求めるか?
一人暮らしの場合は、安全性の高い地域の中で、自分の収入に見合った住まい選びが大切です。
最近は女性が路上で犯罪にあう事件が多く報道されており、「自ら身を守る行動をとる」ということを一番に考える必要があります。
駅近だからいいっていうわけではない
まずは最寄駅から自宅までの道のりをチェックすることをおすすめします。
駅から徒歩5分のとても近い場所に物件があったとしても、道程が暗くて狭い場合は避けたいものです。
他にも、繁華街などを通らなければならない、大きな幹線道路の横断歩道を渡るなど、特に夜間の歩行が不安な場所も注意が必要です。
歩道があり夜間照明がついていて、町全体が明るく感じられるなどの実際に感じた印象も大切です。
自分が帰宅する時間帯にどのような人々が歩いているかを見てみるのもひとつです。
徒歩15分の場所であっても、学生さんやサラリーマン、主婦など近隣住民が多く歩いている街であれば安心して通勤できます。
また駅まで徒歩では行けない場所でも、物件そのものがとても気に入った場合には、自転車利用ができるかどうかを検討してみてはどうでしょうか。
自転車利用者が多い住宅地では、駅前に大きな駐輪場があったり、自転車専用路や幅の広い歩道などが利用しやすい環境が整っていることもあります。
定期代、通勤時間なども考慮
また最寄駅は、電車の乗り換えや定期代、通勤時間などを考慮して選びましょう。
駅前にショッピングセンターなどがあれば便利ですが、いつも混雑していて疲れてしまうこともあります。
24時間営業のコンビニエンスストアの前に、夜間たむろしている人が常にいるなどの弊害もあります。
例えば、遅い時間まで営業している地域密着型やチェーン展開をしているスーパーマーケットや、親子づれが多い飲食店などがあると、一人でも歩きやすく利用しやすいですね。
一人暮らしにあたって、最寄駅の駅前をどのように活用したいかを考えてみるのもポイントです。自宅となる場所から自転車などで気軽に行けるスーパーなどがある場合は、買い物の利便性を駅前に求めなくてもよいかもしれません。
駅から自宅までの居住範囲を広くとらえ、日々の安全な通勤と帰宅後の買い物など自分の実際の行動をイメージしながら柔軟に物件を選ぶのがおすすめです。